強化方針・方法と選手強化プログラムに関する説明
スポーツ部担当理事  泉田昌美
土志田仁
競技力強化委員長  遠藤大哉
 
 これまで競技力強化委員会は、JLA組織の一委員会として競技力と救助力の向上を目指した「代表強化」「指導者養成」「ユース育成」という三位一体の強化方針に基づき、長期にわたって継続的に選手強化を図るための「選手強化プログラム」に取り組んでまいりました。
 先に行われた2010年世界大会で総合8位という日本代表チームの功績を鑑み、今後のさらなる発展を目指して、これまでの体制を大きく変えた新体制で「JLAハイパフォーマンスプログラム」(別紙)を実施していく方針です。
 ハイパフォーマンスプログラムとは、国際大会で活躍するナショナルレベルの選手と将来を担う若手選手を28名選び、ヘッドコーチを中心とするコーチングスタッフ及びトレーナー等のスタッフでハイパフォーマンスチーム(以下HPT)を構成し、より濃密なプログラムを実施して、日本代表チームに貢献していくものと考えています。
 HPTは選手の経験、成熟度、スキル等によってAチームとBチームの2つに大別し、Aチームは日本代表クラスの選手を男女各8名(以下強化指定A選手)、Bチームは19歳以下のトップ選手を男女各6名(以下強化指定B選手)とします。
 国際大会に派遣する日本代表チームは、Aチームの中から男女各6名の代表選手を日本代表監督が選考し、また 「B代表」(U23)のようなデベロプメントチームをつくる場合には、A、B両チームの中から「日本代表選手選考基準」を満たす選手を日本代表監督が選考するもとします。
 本プログラムは2010年11月より実施され、強化指定選手の任期は原則1年としますが、期間中にあっては6月の時点で主として競技成績を参考にして、選手の見直しを行います。
強化方針と方法ならびに強化指定選手の一般会員への告知・発表は、全対象選手本人と、当該選手が所属するクラブ代表者の承諾を経た後に協会HPで発表させて頂きたいと考えております。
標記につきまして主旨をご理解いただき、格別なご高配を賜りますようご協力の程よろしくお願い申し上げます。
 
【強化の概要】
 
■ 「ハイパフォーマンスプログラム」の方針と方法
  1. 方針
    ハイパフォーマンスプログラムは、日本代表チームが国際大会でベストを尽くすための全面的なサポートを行うものであり、次の内容を効率よく実施する。
  2. 方法(活動内容)
    (1)主たる活動 
       ・専門種目のフィットネステストの実施
       ・プール及びサーフスキルのトレーニング指導
       ・日本代表チームのサポート
    (2)その他の活動(今後の課題も含む)
       ・コーチ養成プログラム
       ・セカンドキャリアの支援
       ・パフォーマンス向上のための研究プロジェクト
       ・全国の活動拠点(支部)におけるハイパフォーマンスプログラムのサポート
 
■ 2010年度(2010.11〜2012.10) HPTスタッフ

ヘッドコーチ入谷拓哉(2010年度競技力強化委員)の下にコーチ、トレーナー、マネジャー等を置く。

 

2010年度11月以降、国際大会への参加及び海外合宿(予定)

●インターナショナル・サーフ・レスキュー・チャレンジ【国際大会】
  開催日程:1月31日(月)〜2月6日(日)  ※派遣日程は調整中
  開催場所:ニュージーランド マウントマンガヌイ
  派遣対象:日本代表チーム(1チーム)

●全豪選手権2011【海外合宿】
  開催日程:4月5日(火)〜10日(日)  ※派遣日程は調整中
  開催場所:オーストラリア ゴールドコースト
  派遣対象:強化指定B選手を中心に選出

●三洋物産インターナショナル・ライフセービング・カップ2011【国際大会】
  開催日程:未定
  開催場所:日本国内
  派遣対象:日本代表チーム(Aチーム・Bチーム)

 

2010年度強化プログラム・スケジュール(予定)

●11月21日(日) 13:00〜15:00 顔合わせ 

●11月27日(土)〜28日(日)  サーフ強化合宿 (国際武道大学・御宿海岸) 

●12月11日(土)  プール強化合宿 (※場所は調整中)
  
※2011年1月以降の予定は随時発表します。

 
 
 
JLAハイパフォーマンスプログラム
日本ライフセービング協会
競技力強化委員会

目的

本プログラムは、日本代表選手としてライフセービング競技の各種国際大会に参加し、救助力を向上させ、かつわが国のライフセービング活動の普及に貢献できる可能性のある選手を、日本ライフセービング協会(JLA)がハイパフォーマンスチームメンバー(以下、HPT)に認定し、効果的な育成事業を展開することを目的とする。(尚、呼称についてHPTメンバーを「強化指定選手」、HPT・Aチーム所属メンバーを「強化指定A選手」、HPT・Bチーム所属メンバーを「強化指定B選手」と日本名を統一する)

 

事業

強化指定選手の効果的な育成事業の展開を図るために、下記の事業を計画・実行する。
強化指定選手の健康と体力および心理面などの維持・向上を図るために、科学的なトータルサポートを実施する。
国内外での強化合宿や、遠征を実施する
その他、必要な事業を立案し、実施する

◆ 強化指定選手の認定基準

公式競技会(プール選手権、種目別選手権、全日本選手権)及び国際大会(個人で参加する海外の競技会での成績は考慮しない)における個人種目で顕著な成績を収めた選手
1)を満たし、かつ、当該する選手が所属するクラブ代表が推薦(承諾)した選手
その他
競技力強化委員会が計画・実施するハイパフォーマンスプログラム(国内外合宿並びに研修会等)に80%以上で参加できる者
将来、ライフセービング活動においてインストラクターなど指導的立場で活躍しようと志す者
 

◆ 強化指定選手のカテゴリーと人数

強化指定A選手・・・HPT・Aチームに属する選手(男女各8名)
強化指定B選手・・・HPT・Bチームに属する選手(男女各6名)
 

◆ 強化指定選手の選考

強化指定選手の選考は、上記の認定基準に基づき、選考委員が行う
 

◆ HPTと日本代表チームとの関係性について

世界大会に派遣する日本代表チームの選手選考は強化指定A選手の中から日本代表監督が選考する
「B代表」(U23)のようなデベロプメントチームを作る場合は、強化指定A・B選手の中から「日本代表選手選考基準」を満たす者を日本代表監督が選考する
 

◆ 強化指定選手の認定と期間

強化指定選手は、JLAから認定・委嘱される
認定は当該年度の11月として、その期間は、原則として1年間とする
期間中であっても、6月の時点で、(主として)競技成績を参考にして選手の見直しを行う
 
以 上
(平成22年10月31日)
★第5期強化指定選手 JLAハイパフォーマンスプログラム PDFダウンロードはこちら(807kb)