2006 RLSSA National Drowning Report 2006年10月12日にパーラメントハウスキャンベラで公表される、オーストラリアロイヤルライフセービング協会(RLSSA)の2006年度の水溺事故レポートによると、昨年265名のオーストラリア人が水辺の事故で命を失った。この人数は5年間の平均よりも9名少ない。しかし、昨年よりも6名多い。
「溺水の約3分の1が海から離れた場所で起こっているという、今年の溺者の数からわかる明確なメッセージは、いかなる水の周辺でも油断してはならないということだ」と、オーストラリアロイヤルライフセービング協会の最高責任者である、Rob Bradleyが述べた。
「『EVERYONE CAN BE A LIFESAVER(誰もがライフセーバーになれる)』というロイヤルライフセービングのキャンペーンは、全てのオーストラリア人が、溺れる可能性があるあらゆる場所で、安全を保障するために働いている」と、Bradleyは言った。「ロイヤルライフセービングは、ふつうの人々をふつうのライフセーバーに変えることに貢献している。」ロイヤルライフセービングには、オーストラリア人に教育、トレーニング、健康促進、危機管理、支持、スポーツ、研究を通して技術を与えるいくつかのプログラムがある。
EVERYONE CAN BE A LIFESAVERキャンペーンは、Sport(Rod Kemp上院議員)担当大臣によって、2006のナショナル水溺事故レポートに加えて、パーラメントハウスキャンベラで今日、公式に開始された。イベントには、Keep Watch大使、元オリンピック選手Samantha Rileyによるウォーターセイフティーの重要性についての話があった。
オーストラリアでは昨年、220名(83%)の男性と45名(17%)の女性が溺死した。男性は女性の4倍の数となった。昨年の事故発生場所の多様性は事故防止を複雑な問題にしている。しかし、すでに利用できるいくつかの効果的対策がある。
10名が浸水した車道で溺れたことを受け、ロイヤルライフセービングは人々に警告を遵守するようよびかけている。雨天状況の間、最新の地域状況を知り氾濫した道をさけるためにローカルラジオをチェックすることは重要である。
55歳以上のオーストラリア人は、70名の人々がおぼれた。昨年おぼれた人の数の急激な増加があった分野のひとつである。この数字は、全ての溺死者の26%を占める。
2006年のレポートによって見られる改善面は、前年と比較して溺者が8名減った6-14の年齢層で、5年平均32%の縮小であった。「溺死0人の標的をこの年齢層において、成し遂げるために成すべき多くの仕事がまだあります」と、Bradleyは言った。「全ての子供たちは、the Royal life Saving SwimとSurvive Programを通して水安全性技術を学ぶことにより、ライフセーバーになることを目指して努力することができる。」
早見表: −265名が、2005-06年度に、オーストラリアで溺死した。 −そのうちの220名は男性(83%)、45名は女性(17%)。 −溺死の総数の3分の1は、海岸から離れている、湖、ダム、潟で生じた。 −人々がおぼれる前に行っていた主な活動は、水泳/を楽しんでいて(80名)。水に落ちて(56名)が次に続く。 −氾濫した水路が交わっている所で10名おぼれた。 −55歳以上の年齢層において、70名がおぼれた。これは5年平均で10%の増加。 −37件の溺死が、0-4歳の年齢層であった。そして、それは5年平均の4%の増加(36名から37名)。これらの死の大多数(13名)は、裏庭プールと浴槽(9名)であった。 −州、地域ごとの溺者 ACT: 0名 NSW: 102 名(男性85 女性17) NT: 5名 (4 , 1) QLD: 54名 (45、9) SA: 19名 (14, 5) TAS: 11名 (11, 0) VIC: 41名 (33, 8) WA: 33 名(28, 5)
http://www.ilsf.org/articles/265.htm 2006-11-23 翻訳者:寺村泰介・柴山隼輔
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