Thu, 02/18/2010 - 07:14 — Administrator
The Royal Life Saving Society – Australiaは、世界で初めての国際溺水事故調査センターをバングラディッシュに設立する計画を発表しました。
設立に当たってのパートナーは、The Alliance for Safe Children (TASC) and the Centre for Injury Prevention and Research Bangladesh (CIPRB)です。
オーストラリア政府国際開発庁からの資金提供によって、AusAidは、開発途上国において溺水事故が予防可能であることを示す科学的証拠を確立する事を目指しています。
子供の溺水事故はアジアに広がっており、日中において45秒に1人の子供が溺れていると推定されています。1〜4歳までの幼児は、すべての子供の溺水事故のうちほぼ半分を占めます。毎年アジアでは最大で35万人の子供が溺れます。これは昨年50人が溺れたオーストラリアと比べると最大20倍の確率になります。
Royal Life SavingのChief Operating Officerであり、ILSのChild Drowning ChairであるJustin Scarrは、「悲しい事にたくさんのアジア、特にその地方に住む人々にとって、溺水事故は生活の一部であることが事実なのです。オーストラリア政府はこの課題を認識し、この資金提供は大きな助けとなるでしょう。」
International Drowning Research Centreはまた、地域全体の人々がCPRや基本的な救助技術を教えられる必要があることを訴えかけていきます。これは、バングラディッシュでサバイバルスイミングと水上安全のトレーニングを4万人の子供に行い、ベトナムとタイにおいて試験運用が始まっているSwinSafeプログラムの成功を基に築かれる予定です。
International Drowning Research Centreのホストに新しく指名されたILSの加盟組織であるCIPRBは、溺水事故防止の調査と地域における援助活動の能力増大の可能性に、大きな期待を寄せています。 ILS World Conference on Drowning Prevention 2011の開催までに調査結果を用意できるはずであり、それによって多くの方が途上国における溺水事故について、より多くを学べる場が提供できるように、とCIPRBは期待しています。
Centre for Injury Prevention and Research, Bangladesh House 226, Lane 15, New DOHS, Mohakhali 1206 Dhaka Bangladesh T: +88 02 8861258 F: +88 02 8861499 W: http://www.ciprb.org
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